とある塾に興味をもって、親子そろって説明を聞きに行った日のこと。
息子は別室で入塾テスト。
両親と塾長(30代くらいの男性)とで面談。
いきなり塾のアピールかと思いきや、塾に興味を持ったきっかけや息子の様子、親の考えや思いをあれこれ聞いてくれたのはよかったのですが・・・・・
一人っ子で内弁慶な息子。学ぶことは好きでテストの点数は良いのだけれど、理系タイプで表現力(話し言葉も書くことも)が弱く。
学校の担任からも「損なタイプですね」と言われ。
もともと小さい頃(1〜2歳)から、好奇心の強さに比べて、外ではとても消極的。失敗しそう・・・と思うと手を(出したいのに)出せない・・・
そんなタイプでした。
と、まあそんなことを話した後に塾長から
「ご両親が子育てで大事にしていることは?」
と聞かれて。
オットは
「自分の好きなようにさせる」
私は
「失敗してもそれはダメではなく、そこから色々学んでほしいから、失敗を大切にしている」というようなことを言いました。
そうしたら塾長、
「そうか、それはもしかして・・・・」
「親が『成功した』ことよりも『失敗』に着目しているから失敗を恐れてしまうようになったのでは?」と。
いきなり初対面の人から親の養育態度が影響して、こうなった、という感じに言われてしまいました。
自分としては、小さい頃からほめて育てるよう心がけてきたつもりですし、それでも失敗にこだわったり、極端に恐れたりする息子だからこそ、
「失敗は悪いことじゃないよ」と言ったり、あえて自分の失敗をかくさずに見せたりしてきたつもり。
でも他人から見たら、そう思うのかな。
その塾の方針自体には興味もあるし、息子も入塾体験したい、というのでその方向ですが。
私としては上の言われ方にとてもひっかかってしまい。
最近もやもやしています。
自分の気持ちもそうですが、自分自身、仕事がら親御さんともお話したり、相談にのったりすることがある(自分が子供を育てたことがなかったころから)ので。
「私も『母』である人に対して無神経なアドバイスや意見を言ってきたかも・・・・」
二重の意味でもやもやしています。
いい意味では、この体験は自分の仕事(子育てをしている・した方を支援する立場として)に反面教師として生かせるな・・・・とは思います。
一方で自分の中で納得できない気持ち(初対面で、ろくに子供や親のことを知らない人からそう簡単にそんなことを言われたくない)もかなり大きい。
少なくともそんなことを言われたら、これから子供のことを相談したいとは思えない(また、親の態度のせいにされそうだから)
まだまだ悶々としています。